残業がつらいなら転職すべき

毎日残業続きで仕事がつらいという方は、転職を考えてみるのもひとつの手段です。残業をすれば給与アップは期待できますが、自分の時間をより多く職場に提供しなくてはいけません。お金がたくさん貯まっても使う時間が無ければ、意味がないのと一緒です。

一人暮らしの方は、家に帰っても家事をしなければならず、結果的に睡眠時間を削られていることでしょう。これは由々しきことですが、企業や施設で働いている以上、勤務時間の決定も含めて職場の意向に従わなくてはいけません。独りよがりの言動を続けていれば、周囲から疎外されてしまうケースもあり、なかなか声を挙げるのは難しいことです。

ただ、過度の残業は精神病の原因にもなるため、自分が耐えられる範囲を超えて残業を強いられているなら、転職した方がベターです。ではもし、転職活動をする際、気をつける点とは一体どこでしょう。特に気を付けたいのが、年間を通して人材を募集している会社です。こういった場所は定着率が低い可能性が高いため、注意が必要です。

また、シフト制を導入している職場であれば、基本的に残業はほとんどありません。勤務時間を減らしたいなら二交代制より三交代制のシフトが適しています。業務の引継ぎ、前任者の遅刻などにより残業が発生することはありますが、30分を超える残業が発生するケースは少ないです。

リズムが崩れた体調をリセットするためには、残業を減らしていくのが得策です。残業をしなくなってから睡眠の質がよくなり、毎朝気持ちよく起床できるようになったという声は少なくありません。

あまりにもひどい残業で、夜も眠れなくなっているのは危険信号です。睡眠障害は精神病のはじまりであり、甘く見てはいけません。もしそうなら、自分の心・体よりも大切な仕事など無いと割り切って、さっさと転職に踏み切りましょう。